iSPP 被災地スタディツアー2013

本ツアーは終了いたしました。詳細は活動レポートをご覧ください。

iSPP 被災地スタディツアー2013
~あの日あの時を忘れない。震災アーカイブと我々の役割~

  
日程・旅程 ■ツアー内容/ご講演者 ■参加費用 ■お申込み
 
 iSPP情報支援プロボノ・プラットフォームでは、10月12日(土)、13日(日)、14日(月・祝)の2泊3日の日程で「震災アーカイブと私たちの役割」をテーマに被災地スタディツアーを実施致します。

 震災から2年半、震災の爪痕が消えていく中、あの日あの時を忘れないための取り組みが各所で行われております。 今回のスタディーツアーでは、被災した三陸の風光明媚の海岸線を「震災列車」で巡り、被災その時に学芸員が自ら記録として遺した「気仙沼のリアスアーク美術館」と東日本大震災の記録と記憶を伝承する「石巻3.11あすのためのミュージアム」にも訪問するとともに、先進的な被災地支援ボランティアネットワークである「遠野まごころねっと」等の活動から震災からの知見を学び感じます。

  震災遺構として残される建造物、博物館、美術館に収められた嘗ては誰かの大切なものであったはずのガレキ、人、町の表情を切り取った多くの写真。そして言葉で伝えるあの日あの時。保管、収蔵されたもの、語られ始めたことを確かめ、被災地の未来をどのように描いていくか、そして私たちは次へどのように備えていくか参加者全員で考えていきます。

 被災地の今と復興を考えるだけでなく、参加いただく皆さんの未来をも展望する貴重な体験となることでしょう。

  是非とも多くの方とこの貴重な機会を共有いただけることを祈っております。
 
 

■ 日程10 月12 日(土)、10 月13 日(日)、10 月14 日(月・祝) 2 泊3 日

■ 旅程


※ 集合は一ノ関駅西口前、貸切バス専用駐車場にて、スタッフがお待ちしております。
※ 東京からは、はやて103 号 東京 07:56 → 一ノ関 10:22 が便利です。
※ 1 日目は昼食の時間が取られておりません。
  集合までにお済ませになるか、バスの中で召し上がれるものを各自ご用意ください。
※ バスでの移動時間が長くなりますので、一ノ関駅構内でお手洗いをお済ませください。
※ 2泊ともにシングルルームをご用意しております。
  ご家族などでツインルームをご利用されたい方は、お申し込み時ご相談ください。
  (ツインルームには数の限りがございます。満室の場合はご容赦ください。)

 ダウンロード版はこちら
 
 

  初日の夕食は各自でおとり頂きますが、名物の屋台村へご案内させて頂きます。(クリックするとサイトに飛びます)


  昨年の石巻グランドホテルでの夕食メニュー(本年度は決まり次第お伝えします)
 
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■ ツアー内容/ご講演者(予定)

■ <気仙沼リアス・アーク美術館> http://www.riasark.com/
ご講演者 : 山内宏泰氏
1971 年5 月1 日、宮城県石巻市生まれ/1994 年10 月よりリアス・アーク美術館学芸員(現在同館学芸係長、気仙沼市在住)/スローフード気仙沼理事/平成24 年度・25 年度人間文化研究機構国立歴史民俗博物館共同研究員。1994 年ころから美術家として個展、グループ展など多数。また舞台美術家、舞台衣装家として多数の舞台に参加。
※専門は美術教育、造形理論、現代美術、地域文化教育、津波文化史研究と普及。東日本大震災大津波で自宅を流失。震災後は各地で「津波の災害史、文化史」等に関する講演多数。館学芸業務としては、展覧会企画・展示・教育普及・展示管理・資料収集等学芸業務全般を担当。
リアス・アーク美術館常設展示「東日本大震災の記録と津波の災害史」企画担当。
・受賞歴
2004 年7 月 平成15 年度宮城県芸術選奨新人賞受賞(美術・彫刻)/宮城県
2009 年3 月 「第6回(2008 年度)TMO まちづくり大賞」まちづくりデザイン賞受賞/気仙沼商工会議所
・著書
「砂の城」近代文芸社・2008.10/山内ヒロヤス ※明治三陸大津波を題材とした小説。

★ご講演内容
013 年4 月から「東日本大震災をいかに表現するか、地域の未来の為にどう活かしていくか」というテーマで編集、常設展示となった、リアス・アーク美術館の学芸員が被災現場で撮影した写真203 点、同様に収集した被災物155 点、歴史資料等137 点について解説を頂きます。


東日本大震災の記録と津波の災害史 展示の様子
 
 
■ <三陸鉄道震災学習列車 南リアス線> http://www.sanrikutetsudou.com/

三陸鉄道社員の方から震災当時の様子などをお話いただきます。
被災状況が確認できる場所では一時停止または、徐行運転をいたします。
当日は南リアス線の吉浜駅~盛駅間を走ります。

 
 
■ <遠野まごころネット> http://tonomagokoro.net/
ご講演者 : 小谷 氏、都鳥 氏
NPO 法人遠野 まごころネットメンバー

★ご講演内容
遠野まごころネットの東日本大震災におけるご経験と、現在継続されている活動についてお話をいただきます。
 
 
■ <石巻グランドホテル> http://www.grandhotel.bz/
ご講演者 : 後藤宗徳氏
(株)ソーワダイレクト(石巻グランドホテル)代表取締役社長
石巻観光協会会長、石巻商工会議所副会頭

★ご講演内容
石巻の復興状況について、昨年に引き続きご講演をいただきます。
 
 
■ <石巻3.11 あすのためのミュージアム> https://www.facebook.com/311archives
ご講演者 : 小島誠一郎氏
一般社団法人東日本大震災デジタルアーカイブス支援センター 理事・事務局長
株式会社ナブラ・ゼロ 取締役
iSPP 情報支援プロボノ・プラットフォーム理事

★ご講演内容
『石巻 3.11 あすのためのミュージアム』は、石巻市内の民間企業・宮城エキスプレス株式会社による本社再建と同時に行われた社会貢献プロジェクトで、同本社ビル5F に設置されました。
この建物は、石巻市と協定を結んだ「津波避難ビル」としての機能も有しており、地域住民の命を守るための場でもあり、普段から集会や会議を行う場でもあり、石巻とその周辺地域の東日本大震災の記録と記憶を伝承する場という、まさに民設民営の公的利用ができる場を作り上げるというプロジェクトについて、これまでの活動と、現在の状況について解説いただきます。


■ 参加費用 (集合場所までと、解散後の往復の旅費は含みません)
⇒ 2 泊3 日でのご参加
iSPP 会員:36,000 円 / 一般 :38,000 円
⇒ 1 泊2 日でのご参加
iSPP 会員:28,000 円 / 一般 :30,000 円
※現地バス、宿泊代、食事代(朝2、昼1、夜1)、会議費用、現地国内旅行保険料含む。
※1 泊2 日でご参加をご希望される方は、遠野駅または、石巻駅での解散を申し込み時に選択いただけます。
※スタディツアーは被災地還元のため観光の要素を取り入れておりますが、本団体における事業利益を目的としたものではございません。


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▼参加申込は以下フォームからお願いします。(申込締切:9月30日)
募集は終了致しました。
※お申し込み後、参加費用の振込先等をメールでお知らせいたします。
※定員に達し次第締切りとなりますので、お早めにお申込みください。
 
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■ お問い合わせ先
メールアドレス:office@ispp.jp iSPP 東北事務局(ソフトウェア開発内)